ブログ:ココログ
July 2008
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

« September 2007 | トップページ | November 2007 »

獣医さんにご注意!!

まず始めにお断りしておきたいのは、獣医さんは私たち愛犬家にとっては、神様のように大切で、重要な存在だということです。だから、愛犬の健康に関しては、最も頼りになる存在だと言っても過言ではありません。実際、私も日常的に獣医さんにはお世話になっています。

だからこそ、最近特に一部の獣医さんの、それを逆手に取ったような言葉や医療行為が、とても気になるのです。

仕事柄、獣医さんに関する情報、お客様が獣医さんにかかった情報などをよくお知らせいただきます。が、どうしてそんなことを言うのだろう、どうしてそんなに急いで手術をさせるのだろう、という例もあり、こんなことを言われたら、そんな獣医さんは気を付けて、という気持ちをこめて、特に気になった例をご紹介します。

まず、最近一番驚いた例です。

ある大型犬の子犬をお渡ししたお客様から、電話でご連絡がありました。ちょうど生後5カ月になる大型犬の子犬です。

「大きくなると言われたのに、ぜんぜん大きくならず、獣医さんから、この犬はこれ以上大きくならないかもしれない」と言われて、大変心配しているとの内容でした。

その子犬の状態をみることと、その子犬のブリーダーさんにも、その状態を見てもらうために、一度、そのワンちゃんを預かることにしました。

実際にその子犬を引き取りに伺うと、生後5か月にしては大きく、がっしりとしたワンちゃんでした。つい先日お引き渡しした時は、小さな子犬だったのが、ちょっとの間ですごく大きく成長していました。まさか、この子犬、と思っていると、お客様は数人の獣医さんから、「大型犬にしては小さすぎる、この犬は全く成長が悪い」「もうこれ以上大きくならないかもしれない」と言われているとのこと。
また、大型犬の飼い主さんからも同じように、「この犬種にしては小さいですね。」と声をかけられたそうです。

たまたま大きなバリケンを持っていったからよかったのですが・・・。大は小を兼ねると思い、そのまま持ってきてよかった、と思いました。

お預かりしてすぐに、いつもお世話になっている獣医さんのところへこの子犬を連れていくと、その獣医さんからは、大変しっかりしているワンちゃんですね、と言われました。
この子犬が、小さいと言われていることを伝えると、獣医さんもびっくりして、唖然とした様子でした。
「コメントされた獣医は大型犬をあまり診たたことがないのでしょうかね」とのつぶやきも。

こちらの獣医さんは、整形外科に特に強い獣医科病院で、大型犬の診察も多く、その日に見て頂いた獣医さんも、たまたまご自身の愛犬をつれてきていて、それがまた超大型犬でその大きさにびっくりでした。

獣医さんいわく、大型犬の場合、小型犬と違って、体が完全に成長するには3年はかかるとのこと、獣医さんが飼っている超大型犬になると、生後5年まで、体の成長が続く場合もあるとのことです。

もちろん、私も大型犬の成長に3年ぐらいかかると言うのは、知っていましたが、超大型犬の場合、5年ぐらいまで成長するというのは、初めて聞きました。

さて、次にブリーダーさんのところへ連れて行くと、ブリーダーさんも見てびっくり、30年以上ブリーダーをしているけど、この犬種で、生後5か月でこんなに立派な犬は初めて見た、とのこと。 その大きさは常識外の大きさだったようです。

そして、たまたま、その子犬の兄弟犬が犬舎にいました。その子犬は標準サイズです。並べて立たせて比べてみると、まるで大人と子供、ひとまわりどころか、ふたまわりほど大きさの違いがあるのです。

ブリーダーさんいわく、「もし、犬を返したいというのであれば、いつでも引き取るよ。この犬なら、展覧会でも入賞を狙えるからね。」とのこと。「でも、これだけの体格だと、生年月日をごまかしてると疑われるかもしれない。」とも。

後日、このワンちゃんを飼い主さんのもとにお渡しに行き、決して小さくない、むしろ大きすぎることをご説明すると、納得していただきました。でも、獣医さん数人に、小さい小さい、と言われたら、飼い主さんは、そう信じてしまうのも、無理はありません。あまりにも信じられない獣医さんの例でした。

しかし、ここまで極端な例は、滅多にないと思いますが、一般的な獣医さんは、大型犬の診察機会はそう多くはないようで、やせ過ぎと言われるケースが多いようです。そして、もっともっと餌を沢山あげて、ふとらせなさい、という獣医さんがかなり多いのも事実です。また、それを理由に自分のところで取り扱っているフードを勧めてくることが多いようです。

前述した整形外科の獣医さんによると、大型犬の場合、特に生後1年ぐらいまでの間は、体がどんどん大きくなります。だから、必要以上に大きくしようとすると、骨格の成長と、肉付きのバランスが悪くなったり、骨の成長の片寄りが発生したりして、関節などに異常が発生することが多いそうです。

だから、大型犬の場合は、生後1年ぐらいはむしろやせて見えるぐらいが成長のためにはちょうどいいとのことで、全く同じことをブリーダーさんもおっしゃっています。

ただ、大型犬の飼い主さんはどうしても大きく大きくしたいようなので、その点も注意が必要です。これについては、また次回にでも書きたいと思います。

さてもうひとつの例は、停留睾丸について。停留睾丸は、雄の睾丸がある時期に来ても、片方、または両方がおりてこないというものです。

停留睾丸について、インターネットなどで調べてみると、ほとんどの場合、生後2~3か月、遅くとも生後6か月でおりてないと、停留睾丸で将来ガンのもとになるようなことが書いてあります。

そのために、獣医さんでも手術を早くしたほうが良いというお話になります。停留睾丸により、睾丸癌になるだろう時期は年をとってからですので、あわてて手術をする必要はないのです。もちろん、去勢をする計画がある場合は、そのタイミングで停留睾丸の手術も受けるほうが、ワンちゃんにも手術回数を少なくして負担を少なくすることになると思います。

では、本当に停留睾丸により 睾丸がガンになるのでしょうか?絶対ないということは言えませんが、悪性の腫瘍になることはほとんどないとのことです。 オス犬の場合、睾丸のガンよりも前立腺のガンになるほうがはるかに多いのです。

また、インターネットで停留睾丸について書いてある説明でも、将来腫瘍になると言われている、とか、可能性がある、というようなあいまいな表現がほとんど(すべて?)ですね。

実際、お引き渡しした子犬でも、お引き渡し時点で降りている睾丸がひとつしか確認できなかったケースでも、のちに、降りてきて、今はちゃんとふたつ確認できます、というケースもあります。(もちろん、お引き渡し時点でひとつしか確認できなことをお伝えして、ご了承のうえ、お渡ししています。)

逆に、お引き渡し時点では、ふたつ確認できていたものが、のちに片方しかないと獣医に言われ、すぐに手術したとのお話を頂くケースもありました。もちろん、こういう例は多くはありませんが、その中には、睾丸を探すのに、15cmも切り、3時間の大手術だったということを誇らしげに言う獣医さんもいたそうです。

そう言われれば、飼い主さんは、感謝の気持ちになるかもしれませんが、逆にその獣医の技術のなさをいっているようなものだ、というのがそれを聞いた他の獣医さんが共通におっしゃる言葉です。

かわいそうなのは、もの言わぬ子犬です。必要のない手術をされてしまうのですから。

現在獣医さんは日本中どこにいても、すぐに探せるほど多くなりました。でも、学校での勉強だけで、実際の臨床例がほとんどない獣医さんも多いそうです。また、特に大型犬の場合は、初めて診察するケースも多いようで、知識、技術の伴わないまま、診察をされてしまうケースもままあるようです。

でも、飼い主さんにとっては、愛犬は自分の子供と同じ、その身に何か悪いことがあると聞けば、すぐにでも、どんなにお金をかけてでも、治さなければ、と思ってしまいます。

だからこそ、そんな愛犬家の心理につけいるような言動は、慎んでもらいたいと思うのです。

でも、人間の医療の世界でもいろいろありますから、ましてしゃべれないペットを扱う獣医さんの中には、人間の世界以上に、心ない方が多いのは、仕方のないことかもしれませんね。

最初にも書いたとおり、獣医さんは、愛犬家にとって、神様のような存在です。だからこそ、私たち愛犬家も、しっかりとした目と情報で、確かな獣医さんを選びたいですね。そして、そんな獣医さんは、確実に愛犬の体と命を守ってくれます。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

新しい命の誕生

20071017_108
チロの天国への旅立ちから2日後、新しい命が誕生しました。看板娘のひとり、トイプードルのルンちゃんが子犬を出産したのです。ルンちゃんが生まれたブリーダーさんのところで、同じ真白のオスのトイプードルと交配をして、無事に出産までは、到達したところです。

当たり前のことですが、この世から去るもの、この世へ生まれてくるもの、人間も含めた、すべての生命を持つものは、この繰り返しで成り立っています。あらためて、生命の不思議を感じます。

さて、ボーダーコリーのミルキーが今年の5月に出産して以来、2度目の看板娘の出産となりました。みんな、元気に育ってくれると良いのですが・・・。ルンちゃんは、初産となりますが、子犬の世話は、一生懸命しています。

子犬のうち1頭は、逆子でした。ブリーダーさんにあらかじめ、逆子の場合の対処方法を聞いていたので、それに従って、なんとか引っぱり出し、その子も、今のところは元気に育っています。でも、まだまだ小さいので、最新の注意を持って、見守っていきたいと思います。

ルンちゃんは、体重2kgあるかないかの、とても小ぶりなトイプードルです。でも、生まれてきた子犬たちは、生まれた時の体重が約120g程度で、けっこうしっかりとしています。元気に紹介した姿を、あらためて数週間後にご紹介できるよう、ルンちゃんと一緒に頑張りたいと思います。

20071017_023
@ペット・トライアングルには、トイプードルが2頭います。2頭とも、女の子で、黒のトイプードルのプーちゃんと、今回出産した、白のルンちゃんです。

トイプードルの毛色の人気は、レッドやブラウン、またアプリコット、シルバーなどですが、昔からいる黒と白のトイプードルも、とてもかわいいと思っています。

プーちゃんとルンちゃんでは、性格がけっこう違います。プーちゃんは、だっこが大好きで、誰かにだっこされていれば、ずーとおとなしくだっこされています。逆に、だっこしていない時は、だっこ攻撃が大変なくらいです。

ルンちゃんは、ちょこちょこと動き回り、いろいろなところに顔を出します。もちろん今は、子犬をかかえておとなしくしていますが、普段はとても活発な女の子です。

でも、2頭とも、その表情やしぐさは、心を癒してくれるものです。そして飼い易さ、これが、トイプードルの一番のペットとしての良さかもしれません。

初めて犬を飼う方でも、トイプードルを初めて飼う方でも、とても飼い易い犬種です。ボーダーコリーのように、飼うぞ、という覚悟は全く必要ありません。

また、もう何頭も犬を飼ったことがある方にも、けっしてもの足りなさを感じさせないくらい、運動能力も高く、また賢く、表情豊かな犬種でもあると思います。

小さなお子様から、お年寄りまで、どんな方にもご紹介できる犬種、それがトイプードルです。

実は、私も以前はトイプードルが特に好き、という訳ではありませんでした。でも、@ペット・トライアングルがオープンした直後に、あるブリーダーに騙されてうちに来ることになったプーちゃんとの出会いが、トイプードルの良さを教えてくれました。

20071017_014
来た理由は喜べるものではありませんでしたが、神様が、プーちゃんを通じて、この世界の怖さを教えてくれたのと同時に、トイプードルの良さも教えてくれたのだと思います。

今では、ジャーマンシェパードのサラやボーダーコリーのミルキーなども、一目をおく、小さくて、ちょっと太り気味のトイプードルのプーちゃんですが、プーちゃんとの出会いがなかったら、今頃、このお店があるかどうかもわかりません。

こんなプーちゃんの子供もほしかったのですが、ちょっと歯並びと噛み合わせが悪いので、繁殖には難しいと思い、でもトイプードルは将来子犬を産ませたいと思って迎えたのが、ルンちゃんでした。

トイプードルなら、何頭いても、きっと家の中で邪魔になることはないと思っているので、飼い主さんが見つからなかったら、みんな残してもいいや、とも思うので・・・。

ましてや、今回の出産は、チロとの永遠の別れの直後だったので、もしかしたら、チロの生まれ変わりの子がいるかもjしれない、と思うと、みんな残したいな、という気持ちもあるくらいです。

今もまだ、チロのことを思い出すと、涙が滲んできます。でも、気持ちを切り替えて、新しい命がこれからしっかりと成長していけるよう、ルンちゃんと一緒にがんばっていきたいと思います。

また、ルンちゃんの子犬をご紹介するのは、まだまだ先になると思いますが、他のブリーダーさんのところで生まれているトイプードルの子犬を、より積極的に、ご紹介していこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。


  @ペット・トライアングルHPへ

  トイプードルのページへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

永遠の愛犬チロ

先日、@ペット・トライアングルのホームページでも紹介している、我が家の愛犬チロが永眠しました。

073130
雑種で、癌のため大きな腫瘍がお腹にできていた迷い犬(捨て犬)でした。出会ってからすでに20年が過ぎているので、年齢は確実に20歳を超えています。

出会ったころのこと、子犬を産んで大変だったこと、ヨーロッパでのチロとの生活、日本へ帰って、離れて暮らすようにしてしまったこと、チロとのいろいろな思い出が、頭をよぎり、涙が溢れてきます。

愛犬との別れが、とても辛いことだということを改めて感じています。

なにか、心の中に、大きな穴が、ぼっかりと空いてしまったような感じです。

今、うちには@ペット・トライアングルの看板犬として飼っている数匹の犬がいますが、チロは特別な存在でした。8年前、約4年滞在したルクセンブルグから帰国した際に、帰国子女となる子供の学校のことを優先して、犬を飼えない環境の社宅を選んでしまいました。

近くに祖父母(子どもたちからみれば)の家があったので、預かってくれるとの言葉に甘えてしまいました。偉そうなことをホームページで書いたりしてますが、この時点では、飼い主失格でした。

でも、今思えば、これがチロが20年以上の長寿を全うできた理由かもしれない、と思っています。

その頃すでにチロは12~13歳ぐらいでした。祖父母たちとのゆっくりと、落ち着いた生活、そして、もともとは犬好きとは言えなかった祖父母が、チロに対しては、とても愛情深く、しっかりと世話をしてくれたことが、チロが長生きできた、最も大きな理由だと思います。

こんなに長く生きてくれたチロと、それを支えてくれた祖父母にとても感謝しています。ありがとうございました。

今、こうやって仕事においても生活においても、犬中心になっていますが、もし、チロとの出会いがなかったら、こういう仕事、生活になっていることは、まずなかったでしょう。

120736
上ふたりの子供たちは、赤ちゃんの時にチロと出会い、一緒に成長してきました。下ふたりの子供たちは、チロのいる生活の中で生まれ、育ってきました。4人の子どもたちにとって、チロは、いるのが自然であり、まさに家族の一員として育ってきました。日本へ帰り、一緒に暮らせなくても、チロに会えば、いつもかけよって遊んでいました。

もちろん、親である私たちにとっても、チロは今までの夫婦生活のほとんどを一緒に過ごしてきた子供のひとりのような存在でした。結婚後、慣れない長野での生活のスタート直後に出会い、心の支えともなってくれました。

そして、また慣れない海外での生活の中でも、チロがいることが、どんなに心強かったことか・・・。ルクセンブルグの田舎町での毎日の散歩、車での旅行もいつも一緒、ベルギーの花の広場で、たくさんの人込の中を一緒に歩いたこと、ドイツのノインシュヴァンシュタイン城のまわりを一緒に散歩したことなどなど、今思えば夢の中の出来事だったようにも思えます。

ここ2年ほどは、かなりボケが進んでしまい、目、耳、鼻などの感覚もほとんど利かなくなっていました。年老いたのが、見てわかるようになっていました。

でも、永遠の眠りについたチロの顔は、出会った頃のように、若々しく、かわいらしい顔をして、静かに眠っているようでした。

最近は立っていることさえ苦しそうでしたが、これでまた、自由に走り回れるようになったんだね、天国で。楽になったんだね。最後は、一緒に暮らしてあげなくてごめんね。私たちもいつかはまた会いにいくことになります。それまで、私たちを見守って下さいね。

最後まで、一生懸命チロの世話をしてくれた、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとうございました。あらためて、感謝します。

家族のみんなが大好きだったチロ・・・こんなに長生きしてくれて、本当にありがとう。

チロは永遠に、我が家の一番の愛犬です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

運動のやりすぎに注意!

20071009_2
右の記事は、2007年10月9日付朝日新聞朝刊の21面に掲載されていた記事です。小中学生のスポーツによる体の、特に運動器官の障害について紹介されています。

野球、サッカーなど、少年スポーツが盛んな昨今ですが、過度な運動による障害が、そういったスポーツ少年に増えているというものです。スポーツをやること自体は、とても良いことだと思います。しかし、それによって、体を壊してしまったら、元も子もありません。

そして、これはスポーツをやっている子供の問題というよりも、指導する大人や親の問題とも言えそうです。

子供は、スポーツをすることが面白く、練習してうまくなればなるほど、練習にも熱を帯びてきます。だから、やらせればやらせるほど、頑張ってしまうでしょう。

しかも、適正な練習方法ならともかく、知識不足で誤った練習方法をさせてしまっていることもあるかもしれないし、また、適正な方法だとしても、過度の練習は身体に、深刻な影響を与えてしまいます。

せっかく優秀な素質を持った子供たちも、大人たちの誤った指導法により、その素質を生かしきれないだけでなく、将来スポーツを出来ない体にさせられかねないのです。

体がどんどん成長していく、この時期だからこそ、将来のために、適正な方法、運動量を指導することが、とても重要です。

同じことが、ワンちゃんにも言えます。

特に運動能力に優れた犬種、また大型犬には、注意が必要です。@ペット・トライアングルの得意犬種は、ボーダーコリー、ジャーマンシェパード、ドーベルマン、ジャックラッセルテリア、そしてトイプードルです。これらの犬種は、特に運動に関しては要注意の犬種なのです。

よく聞かれる質問で、ボーダーコリーやジャーマンシェパードは、毎日たくさんん運動させなければいけないのですよね、という質問です。

答えは「No」です。

こういった犬種に限りませんが、成長期の子犬に、過度な運動は禁物なのです。

ボーダーコリーや、ジャックラッセルテリアなど、その運動能力の高さをひとつのポイントとして、飼おうとしたり、また、ジャーマンシェパードやドーベルマンのような大型犬の場合、子犬のうちから、どんどん運動させてその能力を上げていかなければいけない、と思っている方がけっこう多いようです。

実際、ボーダーコリーなどは、やらせれば出来てしまう身体能力を子犬のうちから持ち合わせているので、やらせればやらせるだけ、出来てしまうのです。特に子犬のうちは、おもしろくて子犬もどんどんやりたい、また、飼い主さんが喜ぶので、もっとやってあげたい、という気持ちが強く、疲れを全く見せません。

でも、前述の人間の子供と同じで、ある一定以上の運動は、身体能力を向上させるどころか、身体をどんどん蝕むことになっているのです。

実際、ボーダーコリーは、子犬の時期に過度な運動をさせ過ぎって、成犬になるころには、足腰ががたがたで、とても運動を出来るよな状態ではなくなってしまう、というケースがけっこう多いようです。

また、ジャーマンシェパードなどの大型犬も、生後半年にもなれば、かなり大きくなってくるので、一見、もうかなり成長したと勘違いしがちですが、大型犬の場合、完全に体ができるのは2~3年はかかります。もっと大きなウルフハウンドのような超大型犬では、完全に体が成長を終えるまでに5年かかる場合もあるそうです。したがって、一見大きくなったように見えても、そこからまだまだ体は成長し、大きくなってていくのです。

したがって、小型犬でも、少なくとも生後1年までは、大型犬であれば、生後2年ぐらいまでは、過度な、あるいは過激な運動は絶対に避けなければいけません。

それを過ぎたとしても、もし競技などをさせたい場合は、適正な運動方法と運動量を、信頼できる訓練士さんに指導をしてもらって、練習をした方が良いかと思います。

ボーダーコリーを飼って、フリスビーなどの競技を本格的にやってみたい場合、もちろん子犬の時から訓練はできます。その場合は、専門の訓練士さんがいますので、まず、そこで訓練と訓練方法を教えてもらい、優秀な身体能力を壊さずに、うまく伸ばしていくやり方を習得することが必要だと思います。

ボーダーコリーも、ジャーマンシェパードも、特に子犬のうちは、ゆっくりとした散歩をしっかりと行い、徐々に体力をつけていくことが、まずは重要です。もちろん、フリスビーなどで遊んであげることも大切ですが、その場合も、適度な距離で、短時間で遊ばせることが必要です。もっとやりたいという子犬を、抑えることも、飼い主さんの重要な役目です。

人間の子供は、過度な運動でなんらかのダメージを受けた場合は、痛いとか、調子悪いとか、言葉で伝えることができますが、犬は、それができません。すべてが、飼い主さん次第なのです。

犬を飼うということは、ひとつの体、命を預かることだということを考えないといけないですね。でも、ワンちゃんと遊んでいると、楽しくてついやりすぎちゃう気持ちはよくわかります。そこをしっかりと押さえて、ワンちゃんの健康管理をしてあげないといけませんね。


  @ペット・トライアングルHPへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

椎間板ヘルニア!?

20060919_003
先日、久しぶりに会った友人から、その友人の愛犬の事故(?)の話を聞きました。愛犬はミニチュアダックスフンドです。人気犬種なので、飼っている方も多いかと思いますので、ご注意ください、という気持ちをこめて、その話をお伝えしたいと思います。

どういう内容かというと、ミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニアについてです。

友人はミニチュアダックスフンドを2頭、マンションの室内で飼っています。いつも、部屋を自由に駆け回り、2頭で遊んでいるそうです。

ちょうど梅雨時のある日、いつものように駆け回っていた5歳になるダックスの1頭が、ソファーから飛び降りた瞬間に、全く身動きをしなくなってしまいました。驚いた飼い主は、急いでかかりつけの獣医のところへ連れて行きました。

診断は、おそらく椎間板ヘルニアではないか、とのこと。しかし、その動物病院には、検査するための設備がないため、翌日、設備の整った別の施設へ検査にいくことになりました。

翌日、飼い主である友人は、会社を休み、検査をする施設へダックス君を連れて行きました。MRIとCTスキャンでの検査の結果、やはり椎間板ヘルニアとのことでした。参考までに、この検査の費用だけで、約8万円がかかったそうです。

その後、このダックス君は手術をして約2週間の入院生活を送り、その後も自宅で安静に療養生活を余儀なくされましたが、手術後1か月ぐらいで、やっと少しづつ歩けるようになってきたそうで、現在、リハビリ中とのことでした。

参考までに、手術と2週間の入院で、費用は30万円を超える金額だったそうです。ただ、アニコムの保険に加入していたので、実際にはその半額の10数万円を支払ったということです。アニコムの保険がとても役立ったわけですが、それでも、大変な金額ですよね。

さて、手術から入院期間中、一番大変だったのは、ダックス本人だったと思いますが、介護する飼い主さんもかなり大変だったようです。そして、もっと大変だったのが、自宅へ帰ってからの療養生活だったそうです。

なにせ、全く動けませんから、トイレの世話など頻繁にしてあげないと、大変。しかも、友人は夫婦共働きで、昼間は世話をすることができません。したがって、仕事をしていても、ダックス君のことが心配で仕方なく、精神的にも、肉体的にも、かなりこたえたようでした。

幸い、少しづつ動けるようになり、今はよたよたながらも、歩けるようにもなってきたそうですが、事故発生からの2か月近く、ダックス君の介護に、夫婦で奮闘したとのことでした。

胴長短足のダックスフンドは、椎間板ヘルニアに成りやすい、というのはよく聞いていましたが、実際に、身近な友人のところで起きた、生々しい話を聞いて、あらためて、注意が必要なんだな、と思いました。

うちでも、一人暮らしをしている娘がミニチュアダックスフンドを飼っているので、他人事ではありません。段差のあるようなところを飛び降りたりすることは、極力避けることが無難なようです。

ワンちゃんも、子供と同じで、遊び始めると、無我夢中で遊んでしまいます。危険回避のコントロール、環境作りを飼い主さんがしてあげる必要があります。

特にダックスフンドなど、胴長短足の犬種は、注意が必要だということを飼い主さんは、いつも頭にいれておいて下さいね。

なお、その他の犬種でも、特に体が成長している生後1~2年くらいまでは、過剰な、あるいは無理な運動は、子犬の体にダメージを与える場合があります。

特に運動能力の高い犬種では、注意が必要です。例えば、ボーダーコリー。運動能力抜群の犬種で、子犬でも、その運動能力には、目を見張るものがあります。しかし、出来る、からだいじょうぶとは限りません。

フリスビーができるようになった、飼い主さんも、ワンちゃん自身も、楽しくてしょうがない。やらせれば、延々とできてしまう。しかし、これを生後1年前からおこなってしまうと、成犬になって、優秀なフリスビードッグになるどころか、足腰のダメージで、まともに動くことができないワンちゃんになってしまいます。

運動能力が高いから、長時間の運動、激しい運動が必要かというと、決してそうではありません。せっかく高い運動能力を持っているのですから、逆に、その体に将来的なダメージが残らないように、しっかりと飼い主さんが押さえて、管理して上げなくてはいけないのです。

ワンちゃんの体を守るのも、飼い主さんの重要な役目です。今一度、ワンちゃんの接し方を見なおしてみるのも、良いのではないでしょうか。


  @ペット・トライアングルHPへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)