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動物愛護週間!!

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毎年9月20日から9月26日は、動物愛護週間、ということをご存知でしょうか。これは、「「動物の愛護及び管理に関する法律」で定められているものなのです。したがって、9月21日現在は、この動物愛護週間となります。でも、実際にそれを知っている方はどれほどいらっしゃるのでしょうか・・・。

先日の朝日新聞の朝刊にペットの引き取り有料化に関する記事が1面トップで大きく掲載されていました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。そして動物愛護週間の初日9月20日の朝刊19面でも再度、ペットの処分に関する記事がかなりのスペースで掲載されていました。

ほとんどの方、ペットを実際に飼っている方でも、ほとんどの方が犬と猫が年間36万匹も処分されている、という現実に驚かれると思います。でも、これが現実です。

子犬をお渡しする立場としても、やはり家族として迎えていただく以上、そのご家族の中で生涯過ごして欲しい、というのが強い願いです。そして、ほとんどの方は、その希望の通り、大事な家族の一員として、暮らしていただいていますが・・・。

さて、動物愛護に関する運動の始まりは、1822年に成立したイギリスの「家畜の虐待と不適当取り扱い防止条例」といわれています。この法律を成立させるのに奔走したのが、リチャード・マーチン議員で一般には「マーチン法」と呼ばれています。その後、アメリカでも1860年代に同様の法律が成立し、世界各国で動物愛護の運動が高まってきました。

日本では、1902年にキリスト教の牧師であった広井辰太郎氏が動物虐待防止会を作ったことから始まります。

というと、日本での動物愛護に関する運動は遅れている、と思われそうですが、実際には、そうではありません。日本では古来から仏教の考え方が浸透していたため、動物に対する見方は人間と対等で、昔から動物を軽んじてはいなかったのです。

例えば、675年の天武天皇による「天武の勅令」では、牛、馬、犬、猿、鶏の肉を食べることが禁止されたり、かの有名な徳川綱吉による「生類憐れみの令」など、動物を大切にするという考え方は、あえて愛護運動とするまでもなく、人々の心に根付いていた、と言えるのではないでしょうか。

だから、日本の昔話では、キツネが人間に化けたり、鶴が美女に化けたりというように動物が人間に化けるという話がいくつもあるのです。つまり、動物は人間と対等な対象として扱われています。それに対して、西洋では、動物が人間に化ける、という話はほとんどありません。逆に、人間が動物に変えられてしまうという話は多く、その場合は、対等というよりは、人間より、はるかに劣るもの=動物、に変えられてしまった、という趣旨のものがほとんどです。

ギリシアのアリストテレスは「動物は理性がないので人間のために存在する。自然は人間のために動物を作った」と言い、有名な哲学者であるデカルトは「動物は自動機械である」とまで言い、「動物は言語がないから理性がない。理性がないから心がない。心がないから意識がない。意識がないから感覚がない。感覚がないから、痛みを感じない。だから、生きている動物でさえ、焼けた鏝を当てても、刃物で切っても、動物は何も感じないから全く問題ない。」という考え方を提唱していたそうです。

もちろん全ての西洋人がそのように考えていたとは思いませんが、実際に今でもある闘牛や、ブルベイティングなど、動物を苦しめる事が娯楽として盛んに行われていたということも事実です。これらは、闘犬や闘鶏など人間のレスリングのように犬同士、鶏同士が戦うのではなく、人が、または犬を使って牛を一方的に攻撃する、という点が大きく違います。ご存知の方も多いと思いますが、ブルドッグはその名の通り、ブルベイティングで雄牛を咬ませるために作られた犬種です。

こういった背景から、それに異を感じた人たちが、動物愛護という考え方を唱え、動物愛護運動が広がり、今に至っている、ということでしょうか。

日本は、古来から動物を人間と対等に扱うといいましたが、逆に現代は、その考え方が薄れてきているようにも感じます。ペットが広く一般の家庭に普及した今、あらためて動物愛護ということを単に虐待というだけでなく、一生大事にする、ということを視点に、よく考えることが必要かもしれませんね。

せっかくの動物愛護週間ですから、政府やマスコミも、もっと「9月20日からの一週間は動物愛護週間です。」ということを一般の方に周知徹底したほうがいいのではないでしょうか。と、思います・・・。


  @ペット・トライアングルHPへ


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コメント

ペットの動物とどのようにつきあうのか。
難しい問題ですね。
僕も「捨て犬を救う街」という本を読み、保健所で処分されるペットたちの話を知りました。
簡単に答えの出ない、深刻な問題です・・・

投稿者: なおき (Sep 24, 2006 1:39:28 AM)

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