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ペットのネット販売は?ですか!

petkiji
最近新聞で、ペットのネット販売に関する規制の記事を見られた方も多いかと思います。ネットペットショップの立場からの声もお聞き頂ければ、幸いです。

朝日新聞に先日もペットのネット販売規制に関する記事が、1面に掲載されていましたが、また、7月12日(火)発行の朝日新聞朝刊の23面に「ペット販売どう健全化」と題した、かなりスペースを割いた記事が掲載されていました。

冒頭に「パソコン画面の裏側で、動物がどんな管理下で飼育されているかわからない」と獣医師で、日本動物福祉協会調査員の方のコメントが載っています。

が、この言葉、調査員の方の言葉とはちょっと思えません。全てとは言いませんが、基本的に、まじめにネット販売をしているネットペットショップは、子犬は飼育していないのです。

ネットペットショップの最大の特徴であり、メリットは、飼い主さんになられる方へ子犬をお引き渡しする直前まで、ブリーダーさんの元で子犬が過ごせる事なんです。

だから、パソコン画面の裏側には、子犬はいないのです。ネットペットショップの場合、子犬はブリーダーさんの所にいるのです。

実店舗では、子犬はいつも狭いショーケースの中でお客さまの視線を浴びながら過ごしています。しかも、そのショーケースの裏側に子犬が入った時に、どんな管理下で飼育されているのかわからないのでは? 子犬を遊ばせたりして、昼間のストレスを解消させてあげる場所があればいいんだけど・・・あるのかな?

誤解のないように申し上げておきますが、実店舗のペットショップが全て悪いとはけっして思っていません。町のペットショップにも、とても子犬たちを大事に扱っているところもたくさんあります。ペット販売に関していえば、ネットショップ、実店舗のペットショップに限らず、しっかりとしている所はしている、そうでないところも少なからずある、ということではないでしょうか。

また、「・・・実物を見ないで買うのもいかがかと思う」との買う側への疑問も投げかけています。が、ネットショップは絶対子犬を見られない、というわけではありません。

基本的に私たちがお世話になっているブリーダーさんのところでは、ブリーダーさんのところへ出向いて頂ければ、どこでも子犬のご見学だけでなく、親犬や兄弟たちの見学も可能です。

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店頭でその子犬だけを見せるよりも、子犬の生まれ育った環境も含めて、より幅広く、ご見学いただけます。なかには、秋田、東京から、愛知のブリーダーさんへ、新潟、静岡、長野から千葉のブリーダーさんへご見学に来て頂ける方もいらっしゃいます。ただし、実際には、地理的にご見学が困難な場合もあるので、その際には、お写真と情報でお伝して、ご判断を頂いています。

でも、実際に子犬の写真と情報だけでご判断頂いた場合には、特に、子犬に会ったときに、「こんなはずじゃ・・・」と絶対におっしゃられないようにしています。欠点や気になる点があれば、出来る限り、事前にお伝えするようにしています。

これは、ブリーダーさんも同じで、「見なかったから変な子を送られた」、とは絶対にいわせたくない、というプライドがあるのです。

では、実際に子犬を見て触れば間違いないのでしょうか?

例えば、店頭で実際に子犬を見て触ったとして、その子犬に欠点や病気があった場合、発見できる方がどれだけいらっしゃるでしょうか。

よく、子犬の飼い方的な本に、購入の際には・・・・とチェックポイントがたくさん羅列されています。が、たとえ、その本を見ながら子犬をチェックしたとして、どれだけの方が、実際に欠点や病気がわかるでしょうか。

先日、トイプードルをお引き渡ししたお客さまがおっしゃっていました。3年ほど前、ある大きなペットショップで、ミニチュアダックスフンドを購入したそうです。家へ連れてきたあと、元気がなくなり、獣医さんのところへ連れて行きましたが、状態は改善せず、ペットショップに相談したところ、子犬を交換するとのことになったとのこと。しかし、交換として来たのはパピヨン、しかも、そのパピヨンも家へ来て、2日後に死んでしまったとのことでした。

それ以来、犬は飼いたいが、ペットショップが信用できない、とのことでしばらく犬を買うことが出来なかったそうです。今回は、ブリーダーさんも立会いで子犬を確認出来るとのことで、ブリーダーさんの考え方などもお聞きして頂いた上で、トイプードルのご購入を決めて頂きました。

ペットショップでは子犬を見られるだけに、ちょっと見て、かわいい! といわゆる衝動買いで、目の前で子犬を見ても、欠点が、全く見えなくなってしまうということも多いのではないのでしょうか。

この例だけではなく、@ペット・トライアングルのHPの「不良ペットショップ?悪徳ブリーダー?」でもご紹介しているように、ペット販売に際してのトラブルは、決してネットショップだけでの問題ではないのです。

が、このところ規制の対象は、全てネット専門のショップだけです。冷静に考えて、まじめに調査してもらえば、ネットペットショップのみが悪いわけではなく、むしろ、ブリーダー直譲システムにより、通常のペットショップのデメリットをほとんど解消できるシステムということを理解するのは、それほど難しいことではないように思うのですが。

そして、ヨーロッパの一部のように、むしろ子犬を狭いゲージに入れて陳列する、店頭販売を規制する方が消費者のため、そして何よりも子犬たちのためになるのではないでしょうか。

また、ネットショップのもうひとつの役割として、実店舗のペットショップが少なく、また、あったとしても希望する犬種がいない、いても選択の余地がほとんどない、という地域もあるようで、そういったことを理由に、当店をご利用頂くケースもあります。

また、ジャーマンシェパードや、ドーベルマンは町のペットショップにはほとんどいませんよね。

繰り返しますが、町のペットショップの全てが悪いとは全く思っておりません。ただ、なぜ、迎えようという方、そして子犬にとって、とてもメリットの大きいネットペットショップだけが、規制の対象とされるのか、とても理解に苦しむのです。

だから、今回のネットペットショップに対する規制は、そういった、本当に子犬たちや、子犬たちを迎える立場に立って考えられたのもではなく、そんなことは無視して、何か全く違う目的ではないのかな?と思うのは、私たちだけでしょうか。

いずれにせよ、これだけ新聞に大々的に報じられているのは事実なので、残念ながら、ネットペットショップを対象とした規制は、この方向に動いていくのでしょうね。

ネットペットショップの店長は、ただパソコンの前で、ブリーダーとご購入者の調整をしているだけではありません。

写真を撮ったり、子犬たちを検査に連れて行ったり、ご見学やお引き渡しのため、けっこう頻繁にブリーダーさんのところへ足を運び、空港にも子犬の引き取り、送り出しでほとんど毎週のように足を運んでいます。

実店舗のように、営業の場所と時間がはっきりと決まっていない分、いろいろと動いて、かつ電話とパソコンはどこへ行くにも必需品、365日のうち、完全に休める日は1日もないのが実情です。だけど、それがお客様のためでもあり、ブリーダーさんのためでもあり、そしてなによりも子犬たちのためなので、この生活がいやだとは全く思っていません。

子犬たちの遊んでいるところ、子犬と初めて対面する新しい飼い主さんのなんとも言えない、いいお顔を見ると、がんばらなくっちゃ、と、いつも子犬たちや、ワンちゃんを愛する方々に、自然に励まされています。

ペットのネットショップには、実店舗には出来ないメリットを持ち、真面目にやっているところもあることをこの規制を考えている方々に、ぜひとも、知って欲しいです。

でも、実際にこの規制を考えた人たちにとっては、そんなことはどうでもいいのかな?、とつい考えたくなるような記事でした。


@ペット・トライアングルHPへ

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コメント

とてもいい記事でした。これからどう展開するのでしょうね。業界の利権争いでなく、人間と犬の共存の幸福をかなえて欲しいです。

投稿者: 大野 (Dec 23, 2005 10:02:56 PM)

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